2026/02/28 10:11

木の家具とは、身体と心を自然に整えてくれる「生きたインテリア」である

現代の住空間には、金属・プラスチック・化学素材でできた家具があふれています。
しかし古くから人間が最も長く寄り添ってきた素材は「木」です。木の家具は単なるインテリアではなく、そこに触れ、そこで過ごす人の身体と心に、静かで確かな影響を与え続けています。

木材にはフィトンチッドと呼ばれる天然の揮発性物質が含まれており、これが室内に緩やかに放散されることで、自律神経を整え、ストレスホルモン(コルチゾール)の分泌を抑える効果があることが研究で示されています。
また、木は調湿作用を持ちます。湿度が高い時には水分を吸収し、乾燥している時には放出する。
この自然な呼吸が、部屋の空気環境を整え、乾燥による喉や肌へのダメージを和らげてくれます。

さらに木の持つ触れた瞬間のやさしい温もりは、体温を奪わない素材ならではの心地よさです。

「家具は見た目と価格で選べばいい」という考え方も根強くあります。
確かに安価な量産家具は手軽で便利です。
しかし多くの量産家具に使われるプリント合板や樹脂素材は、調湿作用をほとんど持たず、化学接着剤から微量のホルムアルデヒドが揮発するケースもゼロではありません。
天然素材にこだわるのは趣味の問題ではありますが、毎日触れ、毎日そばにある家具だからこそ、素材の違いが身体への積み重なった影響として現れてきます。

たとえばダイニングテーブルを木製に変えただけで、「食事の時間がゆっくりになった」「家族が食卓に集まるようになった」という声は珍しくありません。
これは偶然ではなく、木の温もりと自然な香りが「落ち着ける場所」という感覚を無意識に与えているからだと考えられます。
また書斎や作業スペースに木製デスクを取り入れた方から、「集中が続くようになった」「目が疲れにくくなった気がする」という感想もよく聞かれます。
光の反射がやわらかく、視覚的なストレスが少ないことも、木ならではの特性です。

木の家具が身体に与える影響は、劇的に体調が変わるような即効性はありません。
しかしフィトンチッドによるリラックス効果、調湿による空気環境の改善、体温を奪わない温もり——
これらが毎日少しずつ積み重なることで、暮らしの質は確かに変わっていきます。
家具選びは、見た目だけでなく「毎日の身体への影響」まで含めて考えてみると、自然と木に手が伸びるはずです。

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