2024/07/05 17:57
ペーパーコードとは?
ペーパーコードとは、紙を材料に樹脂を浸透させてよった紙紐のことです。
元々、作物などを束ねる用途に使われていましたが、北欧家具の椅子などの
座面に使われることで有名になり、一般的に広く知れ渡りました。
北欧家具のイメージが強いので、海外製品のイメージを持たれている方も
多いかもしれませんが、日本製も多く存在します。
私が使用しているペーパーコードの中にも日本製と海外製のものがありますが、
価格は日本製のほうが安く、多少強度は日本製が弱いようです。
ペーパーコードの椅子で有名なYチェア(CH24)で使用されている
デンマーク製のものだと、一本で453kgに耐え、
日本製はその77%(製作会社によります)の強度であったと、下記ブログで
拝見いたしました。(参考ブログ http://blog.livedoor.jp/onoechair/archives/19815114.html)
どちらにしろ、一本340kg以上に耐えられる紐150本以上を編んで出来ている椅子なので
相当な耐荷重ですね。
一般的にペーパーコードの座面の寿命は8~10年(Yチェアは10~15年)と言われており、
座面のコードが切れてきたら、張り替えて、ついでにフレームも組み直したりして
再度8年~10年使用出来ます。
比較として、一般的に
合革製 2~10年
布製 5~10年
革製 10~30年
金属製 約15年 と言われています。
※布や皮も張替えを行って長く使用することが出来ます。
(合革は張替えよりも買い替えのほうが安く済む場合が多いと思います)
張替えを行ってくれる会社は沢山あります。
家具は配送代が高いので、是非近所で探してみてください。